会いろは
Q1. 会とは?
個々の生徒さんのファンクラブのことです。
宝塚全体としてのファンクラブは「宝塚友の会」というものが存在します。こちらは、チケットの優先販売やイベント等になります。
宝塚の中で一般的に「会」と呼ばれるものは、生徒さんごとのファンクラブの方です。
男役さんの場合、ある程度人気が出てくると正式な会として登録されます。
娘役さんは、ほとんどの場合トップさんのみ登録されます。
Q2. 会に入ったら何ができるの?
・入り待ち、出待ち
・チケットの優先取次
・お茶会の優先参加
・フェアウェルへの参加
・その他、会によっては会報などが発行されます。
Q3. 入り待ち・出待ちとは?
生徒さんに直接お手紙を渡せる機会です。会員さんのみの特権となっております。
・公演・舞台稽古中(東西共通)
生徒さんが劇場入りをする前と後、1日2回、お手紙の手渡しができます。
お仕事が入った時、悪天候の時等、たまに中止になることもありますが、ほとんど毎日実施しています。
入り待ち:事前に告知された時間・決まった場所に集合後、生徒さんへのお手紙お手渡し、お見送りまでが通常の一連の流れです。劇場に入ってから解散するまで、約30分から1時間みましょう。
出待ち:終演後すぐに決まった場所に集合し、生徒さんが出てくるのを待ちます。解散までは約2時間です。(場合によってはもっと長くなるときもあります)
・お稽古中(西のみ)
基本的には公演中と同じです。
ただし、お稽古の時間は伸びること・短くなることもあり、時間が大幅にずれこむことや中止になることも多々有ります。
*宝塚(兵庫)と東京により、入り・出待ちのルールは多少違います。こちらは会によっても異なるので、会ごとのルールに従いましょう。
*入り待ち・出待ちに関しては、特にスタッフさんの指示に従いましょう。生徒さんの負担にならないこと・公道をお借りして入り待ち・出待ちを行っているという意識が大切です。
*東京では、頻繁に立ったり座ったりという動作があります。足の悪い方は一度、会のスタッフさんにご相談ください。
Q4 チケットの優先取次とは?
チケットの取り方の中で一番確実で楽なものが、会にチケットのお取次を頼むことです。
会経由でチケットを頼むことは、生徒さんのためにもなります。
人気公演はお断り(取れないこと)もたまにありますが、会に入った後は、できるだけ会でチケットを頼みましょう。
【チケット取次の流れ】
1. 公演初日数ヶ月前
会から申込用紙が郵送されます。
締切日までに、観劇希望日(あくまで希望です。確実に取れるわけではありません)を記入し、振込後、会へ郵送します。
*控えは必ず保管してください。
*希望日は、あくまで希望日です。人気公演の場合は取れないこともあります。が、お断りの連絡がくるまでは、希望した全日程を空けておきましょう。
*ほとんどの会では、入金後のキャンセルは基本的に受け付けておりません。日時を間違えず、申し込んだ日は必ず空けおくことをお勧めします。
2. 公演数日前
会ごと指定された日までにお断りがこなかった場合は、チケットが取れています。
3. 当日
会として登録がされている場合は、劇場入り口付近で会の代表さん/ スタッフさんがチケット出しを行っております。
登録がされていない場合は、劇場の方にお尋ねください。専用の受け取り口がございます。
Q5. お茶会とは?
こちらをお読みください。
Q6. フェアウェルとは?
生徒さんが退団される際の千秋楽直後に開かれるパーティーのことです。
千秋楽後、そのままホテルの宴会場で行われます。
会が有る無しに関係なく、退団するほとんどの生徒さんが開きます。(開かない生徒さんもいらっしゃいます)
お茶会の豪華なバージョンで、ディナーや軽食が付きます。
こちらのフェアウェルは、基本的に会員さん限定のパーティーの場合が多いです。
このパーティーに参加する際は、なるべく白い服をまといましょう。
Q7. 誰が運営しているの?
基本的には代表さん、スタッフさんにより構成されています。
規模によってはアシスタントさんと呼ばれる方もいらっしゃいます。
入り・出待ちのスムーズな進行、お茶会の開催、チケット出しなど、入り出待ちで行われるイベントの開催など、多岐に渡ることを行っています。
Q5. 誰でも入会できるの?
基本的には可能です。
ただし、同じ組で応援する生徒さん(会に入る対象の生徒さん)は1人に絞りましょう。
同じ組で同時に2つの会に入るのは、マナー違反と見られることが多いです。
他組でしたらグレーゾーンとなります。
入る際はじっくり、会の雰囲気や代表さん、スタッフさんの様子も見つつ、慎重に選びましょう。
お茶会に行くと雰囲気を掴みやすいです。ご自身に合った会に入ることをお勧めいたします。
Q6. どうやって入会するの?
お茶会参加と同様、生徒さんにお手紙を書くか、スタッフさんから入会案内を頂くかの2通りになります。
勇気を持って、声をかけるかお手紙を出しましょう!